「未成年者への販売は致しません」

2013年12月の記事一覧

夕刻、朝日酒造のセールスから、千歳の福原商店・福原満氏の訃報が届く。今から15年前、朝日酒造の勉強会「越州塾」の1期生の同じ塾生として初めて顔を合わせる。その頃の印象は、型にはまらないまさに自由人で捕えどころがなく行動力とバイタリティは底なし、それでいて威張ることなく明るさと大らかさを持ったスケールのデカい人でした。塾を卒業してからも、卒塾生の集まりで1年に1回は顔を合わせましたが年々パワーアップして、半端ないほどイベントを企画しさらに大学院に入ったり新聞にコラムを連載するなど多才を発揮し、今では新潟のほぼ主要な蔵元の酒を取り扱うほど。落ちこぼれの私を気遣ってくれたまに電話をくれたり、ある日は急に電話をしてきたと思ったら、蔵元巡りの途中柏崎駅を通過するのでホームに来てくれと言われ僅か1分の停車時間でわざわざお土産を渡してくれたり、とにかく器は私とは雲泥の差。

今年も3月に東京で逢い、ディズニーのおもてなしを学び一献を傾けました。その時はいつもと変わらず、翌日は東京で酒の会を開催を予定するなど血気盛んは変わらずの印象でした。それから数ヶ月のある日曜日、珍しく昼間に電話があり、卒塾会の副会長をしていることもあり会の運営に対して愚痴をこぼしはじめ、珍しいなと思ったらいきなり今病院から電話しているとそして体中癌だらけだと告げられる。最初は悪い冗談だと信用しなかったけどその後はかける言葉が見つからなかった。でも本人は、お客さんである北海道中、もしくは日本中の名医が、俺がいないと美味しい酒の会が出来なくなるからと必ず治してくれると言ってるんだと明るく話してくれました。

塾の後地元の「越の誉」を見たいと案内したことがあり先日その原酒造のセールスと一献したときに、福原氏の話題をしたばかりで、まさかこんなに早く訃報が届くとは・・・・・・。

福原 満さんご冥福をお祈りします。