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2018年2月の記事一覧

日本酒はその土地の米と水と人情と自然が醸す風

DSCF5832.JPG天保4年(1833年)創業、約180年余りの歴史を持つ久須美酒造は、新潟県の中越地方の海岸部から少し中に入った三方をなだらかな丘陵が囲む、良寛和尚が生涯を終えた長岡市(旧和島村)にあります。蔵の裏山には樹齢300年を数える杉山があり、古くから杉山の下に名水が湧き出る言い伝え通りに蔵の井戸から、新潟県名水36に選ばれる水が懇々と湧き出て蔵の仕込み水として大切に使われ代表銘柄の「清泉(きよいずみ)」の由来となっています。こんな抜群の環境の中で代々地元の為に良酒を造りに励んでいましたが、1980年代地酒ブームにありながら、日本酒の将来を危惧した当時専務久須美記廸(のりみち)(後6代目社長・現会長)がある杜氏の会合で賞を外したことのない名杜氏の「亀の尾で造った吟醸酒が忘れられない」と言った言葉に浪漫を感じ、明治時代には多くの場所で作付けされた「亀の尾」ですが、農機具の機械化に合わせた稲の改良によりいつしか姿を消し、方々探しまわった末に種子センターに眠る僅か1500粒を分けてもらい、3年の時を経て昭和58年、純米大吟醸「亀の翁」として名杜氏の残した言葉よりも何倍の輝きを増し見事に復活を遂げ、その年の3大鑑評会金賞という大偉業を達成しました。

それをモチーフにして描かれた「夏子の酒」は多くの日本酒ファンに感動を与え、またこれにより日本酒に目覚めたという方もたくさん出来、TVドラマ化にもされ大きな反響を呼びました。

銘醸蔵の地位を確立した蔵ですが、平成16年の7.16水害で蔵の裏山が崩れ熟成中だった数万本の亀の翁が土砂の下敷きになり、さらに同年10.23中越地震、平成19年中越沖地震で併せて約5億円の大損害に見舞われ蔵の存亡の危機に瀕しましたが、その幾多の困難を乗り越えあくなき酒造りに邁進しています

【酒蔵歳時記】

H28.4.3 日本酒セミナーin久須美酒蔵 其の壱

H28.4.3 日本酒セミナーin久須美酒造 其の弐

H27.7.10 久須美酒造 初呑切り 其の壱

H27.7.10 久須美酒造 初吞切り 其の弐

天神囃子 縄文の焔 甕詰め   

 甕を囲んですくって、くんで注いで和気合い“雪見酒” 

tenzinkame003.jpg 魚沼酒造が心を込めて醸した新米新酒の特別本醸造原酒を魚沼酒造の純朴な人柄に惚れ気心しれた酒販店が集まり初冬の夜集まり真摯にそして融和にひとつひとつ甕詰め作業をします。どれかに私の温もりがある思い入れの酒です。

生原酒らしい甘みと旨味が溶け合った馥郁たる飲み口が心地よいお酒です

雪深い山里で妥協することなく純朴に良酒を醸す魚沼酒造は懐かしい古き良き日本にタイムスリップしたような思いを感じさせます。この甕を囲んで同僚・仲間と今宵飲もうぞ。
 

【製造元】 魚沼酒造㈱ (新潟県十日町市)

【酒質】特別本醸造生原酒   

 【価格】天神囃子 縄文の焔 1.8L甕詰 5,400円(送料別途)

 ※ご注文後、自動返信メールが届きますが、実店舗からの総額代金を記載した正式受託メールをお送りしますのでお待ちください。