「未成年者への販売は致しません」

2012・長月23日 東京日和 ①

昨日の余韻冷めやらぬ中、東京2日目。今回の東京での真の目的は越州フォーラムで学ぶことですが、セミナーは午後からということで、その空き時間を利用して千葉にお住いの御仁に逢いに行ってきました。その方とは、柏崎の電力関連に転勤してきた青年が、度々御仁に発送したことから始まりました。その青年は短い柏崎赴任で、良いお客さんがいなくなったと落胆してたある日その御仁よりご注文がありそれ以来定期的にお酒の発送をさせてもらっていました。その御仁のお住まいは気仙沼で冬になると温暖な千葉に住むという羨ましい第二の人生を送っており、時期になると気仙沼から脂ののったサンマや戻りカツオ、マグロなど新鮮な食材を送っていただき、凄くお世話になっておりました。そhisaichiphoto02.jpgんなやりとりの中あの3.11が起き、TVから気仙沼の衝撃的な映像が映る、御仁のお住まいをネットで検索するとなんとまさに映像にある海側に住まいが御仁の安否が心配になる。唯一の望みは千葉で越冬しているのでまだ千葉に居られればと願い震災から3日後辺りに携帯に電話すれどつながらなかった。それから数日後、無事という電話が来て安堵しました。のちに写真が送られてきて気仙沼の自宅は鉄骨の為原型はとどめたが中はめちゃめちゃ、でもそのおかげで津波で流されてきた数人がこの家につかまり命を救ったそうです。そんな御仁にいつか一目逢いたいと思っていて今回のセミナーを機会に逢いに行ってきました。この日は昨日とうって変って大雨、8時に東京駅を経ち1時間半かけて住まいの駅に着く。あらかじめ赴くことを伝えていて駅まで奥様と出迎えていただきそこで初対面。がっしりした肌艶のいい若々しい御仁とこれまた実年齢より若く見える奥様でした。モダンな外観のお洒落なお宅にお招きいただきまさに悠々自適の生活をされ御仁に、思わずどこかの大きな会社の役員でもされてたのですかと聞くと、気仙沼らしく裸一貫で冷凍鮮魚を運ぶ個人運送屋からトラック20数台を束ねるDSCF1370.JPG会社をしていたと言われ、そのサクセスストーリーが面白くそして興味深く予定の時間をかなりオーバーして聞き入ってしまいました。やはり思いがけない出逢いとそこからの信念、さらに気配りと信用で次から次へと大きな仕事が回ってきた、本人はバブルだったからと謙遜するがやはり財を成すには理由がある。5年前、自分の体力と気配りの低下に後継者がいないことでスパッと会社をたたんだとのこと。その後大きな水産会社の撤退や倒産があったそうで運が良かったと笑っていたけど、私はただ感嘆するだけ。魚の運送流通システムは分からないが、その中で一時代を作った御仁の話は心に残る。つくづく逢いに行って良かった。   つづく。

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