「未成年者への販売は致しません」

酒蔵歳時記

4月3日(日)、夏近しを思わせる陽気の中「日本酒を美味しく楽しむコツ」と銘打った日本酒セミナーを久須美酒造の協力のもと開催しました。3月初めにに定員25名でご案内したところ、東京から久須美酒造を愛するファミリーも参加であれよあれよの間に3月半ばには定員を上回る27名での満員御礼のSOLDOUT。今までに様々なイベントを開催しましたが、開催日の半月前に定員になることは初めて、久須美酒造さんと懇親会会場の人気レストランのパワーには恐れ入ります。レストランの送迎バスに乗ってまずは久須美酒造へ、そこには七代目久須美賢和社長直々にお出迎え、残念ながら造りは終わり蔵内部の見学はできませんが、旧蔵や7.16水害で裏山の土砂崩れ被害にあった場所など逆に普段立ち入らない場所を案内いただき、まだ土砂崩れ現場の地中に4千本余りの「亀の翁」が眠っていると聞き一同ため息が漏れる。今回のメーンは日本酒セミナーなので早速場所を移し近くにある施設へ移動。

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そこは、食と農と雇用を創出を目的とした指定障害者福祉サービス事業を運営する和島トゥール・モンド、ここは築85年の旧島田小学校をリノベーションしたところで、昔の木造校舎の体育館や教室がそのままにしてあります。木造校舎で過ごした記憶のある方なら小学生の頃にタイムスリップしたような気になります。体育館は3月この廃校になった島田小学校の校歌を作った宇崎竜童と阿木曜子さんが来て演奏会をしたそうで体育館は超満員だったそうです。その施設内にある予約が取りづらい人気フレンチレストランバーグにて「日本酒を美味しく楽しむ“コツ”」日本酒セミナーを開催、講師は引き続き久須美酒造七代目久須美賢和社長より。社長の軽妙でユーモアを交えて分かりやすい語り口に引き込まれ、実技では一同うなずきマーチとヘェーを連発。セミナー内容をここで披露するよりは実際に体験した方が納得感ありますので敢えてここでは差し控えさせていただきます(^^♪。その代り第2回、第3回を企画中です。

セミナーと並行しながらいよいよランチタイム。乾杯に清泉・大吟醸、続いて亀の翁3年熟成の登場に一同大歓声、さらに亀の翁の久須美酒造トリプルアクセル完成。ランチもディナーコースのように料理が運ばれフレンチと日本酒をリッチな気分に浸り、最後にはサプライズとして武蔵野音楽大卒の異色の支配人からのピアノ演奏をしていただきと穏やか陽気の昼を満喫して参りました。

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酒蔵の大切な儀式の中に「呑切り(のみきり)」という儀式があります。

呑みきりとは、「呑み」(貯蔵タンクの側面下についている清酒の取り出し口)を「きる」(開栓する)して、貯蔵酒の香、味、色を官能検査(きき酒)等によって分析し、火落ち等の早期発見、蔵内全般の酒質の把握、
個々の酒質、熟度に応じて調合、出荷時期を決める等の目的で行なわれます。
 
品質管理のために行なう重要な蔵内行事で、一昔前までは有力な卸問屋が訪れ、気に入った酒のタンクを丸々買い上げる商談の場でもありました。

その大切な行事に昨年に引き続き計3回目となる「初呑切り」の招待状が届き、本日行ってまいりました。空梅雨の夏の青空が広がる盛夏の中、全国より精鋭が集まりました。(県内からは私を含めて僅か5人)いつもながらここに私が居ていいのかという緊張感が走ります。

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久須美酒造の若き当主、七代目久須美賢和社長の堅苦しさを取り除く為の粋な計らいで、蔵人が休憩する“広敷(ひろしき)”にて胡坐座で和気藹々麦茶を飲みながら雑談をして気持ちをほぐし(実はその間、酒類鑑定官が酒質のチェックをしています)その後、いざ我々も計28本のタンクから抽出した原酒をチェック!どれも久須美酒造の源である地下水から湧き上る名水の綺麗な雑味のない酒でした。酒を含んだ後、吐き出す入れ物“ハキ”も松の枝で中が見えないような心配りがまた憎い。鑑定官より今期の米は溶けやすいので難しい年だったようですが、浸漬管理も良く突きハゼ麹という元気な麹を作りどれも問題なしのお墨付きをいただき今年もいい酒ができた杜氏も社長もニンマリ。

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もう一つテーブルには市販酒が並べてありましたが、やはり気になるのは「亀の翁・尾」シリーズ。私なんぞが表現するのはおこがましいですが、様々な味わいが交差する馥郁たる味わい、深くて神秘的な余韻はいつもながら感嘆させられます。

途中より、六代目久須美記廸会長も加わり久しぶりにお顔を拝見。ある件がきっかけで、近江商人の三方良しを直接私だけに講和いただいたのは忘れません。そういえば、今でも語り草で七代目からからかわれる、かれこれ7年前の冬、久須美酒造を襲った水害から救出した「亀の翁20年貯蔵」を飲む会に呼ばれた時、まさかの当時社長(現会長)の高級ブランドブーツを履いて帰途についたことが思い出されます。極上の酒を嗜みいい気分で会場を後にしたわけですが、その後電車に揺られていた時に、当時の担当セールスからの携帯で、ブーツ間違えているよとの言われた時は、まさに酔いが吹き飛ぶって事が本当にあるんだと思い知らされました。それから裸足で帰る訳に行かず、帰宅までの1歩1歩が重かったのが思い出されます。

そんなことを、思い出しながら初呑切りは、おごそかに終了しました。 次につづく・・・

 無事、初呑切りが滞りなく終了。ここからは、お楽しみの懇親会です。場所を蔵のすぐそばにあるフレンチレストランへ移動。この場所の建物が非常に珍しく、築100年を経過しただろう廃校になった小学校の校舎をそのまま利用。レストラン以外は昔の小学校の佇まいで、教室には懐かしい木の机に黒板、そして木の廊下には廃校直前の生徒らが作った、巨大な銅板レリーフが飾れてたりと、私の小学生の頃にタイムスリップしたような空間があります。しかもこのレストランは地産地消で地元産の安全な有機野菜を使うことで大変人気で連日満員というところです。

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そして、ついにここで念願の久須美酒造の銘酒とフレンチを味わえるというこの日を指折り数えていました。実は2回程久須美賢和社長と会食をしましたが、私はお客様をエスコートする役割の為(ハンドルキーパー)お酒はお預けでした、同席者が料理と銘酒を堪能している中のお酒なしでの食事は非常に辛かった。(でも、お蔭でお客様は大変喜んでいただき良きご縁をいただきました)

酒宴の前に、酒類鑑定官・顧問醸造コンサルタントの講評そして、この場からあの伝説ドラマ「夏子の酒」のプロデューサーも加わり、あの頃の思い出話を披露されそして待ちに待った清泉で乾杯。

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地場産の野菜を使った様々な独創的な料理、それに自家製カラスミ、尿酸値高めにはご法度のフォアグラなどに合わせて清泉の銘酒が並びまさに至福のひと時。これ以上は言葉になりません。呼ばれたこと自体光栄なのに、様々な配慮とおもてなしを受け幸せな一日でした。

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私の酒屋人生の始まりは、久須美酒造との出逢いでした。その時の気持ちを忘れずに亀の翁だけでなく原点である“清泉”を多くの方に知ってもらうことが、ここまでの恩返しとして努めます。

ご紹介した和島トゥールモンドの詳細は⇒www.tout-le-monde.com/

人が恋しくなってまた人情に触れたくて、先月に引き続き高千代酒造に行ってきました。今日は第19回全国巻機酒販店の集い巻機会総会です。私は一昨年よりの取り扱いで新参者で昨年初参加の予定が体調不良により欠席し今回が初の参加です。

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遠くは九州からの県外、県内総勢約40名の酒販店が集結。巻機会会長、社長挨拶、「巻機」の製造状況・販売動向そして意見交換会に参加者全員の挨拶を進めます、そこからが今までの酒蔵会と違い、巻機スローガンを皆で唱和しテーマソングである「雪山讃歌」を合唱、参加者名簿帳と言って木樽にそれぞれが寄せ書きをする。(片隅に木樽が積み重なっているのは過去の証)まさに巻機会は社長の家族、子供のようなアットホームな雰囲気に包まれます、そして最後に恒例の記念撮影。この会が19年も続いているのが分かる気がしました。

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その後は、お待ちかねの懇親会。社長の自宅豪農の館に場所を移し、「純米吟醸 巻機」とともに社長が腕を振うぜんまい煮物、わらび酢の物、ふきのきんぴら、うどの胡麻和え、カジカの天ぷらにさらに高千代酒粕に漬け込んだ牛カルビ味噌付け焼き、豆腐の塩麹漬け、ニジマスの塩焼き、おにぎりに〆はへぎそば、奈良漬けと食べきれない程のご馳走。巻機のお燗が良く合います。

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takachiyomakihatajyungin01waku.jpg蔵人の「高千代酛すり唄」を聞きながらの一杯は昭和初期の風情が。来年の20回は社長が黒田節を舞うとの意気込み(巻機山1967mを登る健脚)にまた楽しみができました。

その「純米吟醸 巻機」はベルギーに本部を置き一流シェフやソムリエで構成されている国際味覚賞iTQiで最高評価である三ツ星を今年で5年連続受賞しています。また国内最高権威の2015全国新酒鑑評会でも大吟醸が金賞受賞をしましたことをお知らせいたします。

最後に「まきはたアルペングロー スローガン」を紹介してその時歴史が動いたを終わりにします

越後秀山 巻機 アルペングロー

積む白雪は 玉水の育ち水

          醸して 互いに酌み交わし

          微笑みうかべて 語り合う

          恵にありし 我等は酒人

          その熱い胸は 永久に青春を生き

          いつも学び どんな課題にも挑み

          すべての人に尽くし

          仲間とともに

          生業の繁盛と真実の道を拓いて進もう

初夏というか盛夏といってもいい程のワタクシの誕生日である5月23日(土曜日)、「旬の季節料理 三千代」の離れにて八海山を愉しむ会を開催しました。

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越後の地酒として全国に名を轟かせてる「八海山」ですが、その他にも地ビール、梅酒、焼酎、麹を使った食品なども製造していてまさにお酒の宝石箱や~!、酒類の総合デパートや~!て感じです。というわけで、八海山の全てを愉しもうということでこの会を企画しました。

ウェルカムドリンクとして来た人に八海山泉ビール樽生をお渡し、喉の渇きと胃に刺激を与え全員揃っての乾杯酒は大吟醸でいざ開宴。皆ビール、日本酒、焼酎、梅酒と思い思いのお酒を愉しむ、料理の方もママが腕によりをかけてそしてママの為にと腕のいい料理人が助っ人に来てくれてテーブルに置き場がなくなるほどこだわりの料理が次から次へと。途中八海山セールスより、夏の飲み方提案として「氷温酒」を用意してもらう、日本酒の氷点特製を利用して冷蔵庫でマイナス12度まで冷やした原酒を同じく凍らしたショットグラスに注ぐとあら不思議お酒がシャーベット状に少し固まります(注ぐ手伝いをしたもので写真撮るのを忘れてました)、皆オォーと驚きながらキュッと飲み干す、究極の冷酒でした。

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その後、八海山特製前掛けに清酒八海山、梅酒争奪抽選会で盛り上がります。最後は三清酒店賞として誕生日大判振舞いの「八海山粕取り焼酎」時価4,158円争奪ジャンケン大会。スキンヘッドの強面の通称すだっちが最初はパーだろとけん制する、私は了解と答えてそして最初のジャンケンポイ。私が出したのはもちろんパー、ところが半分以上は私を信用せずグーを出して撃沈、いかに私に信用されてないか・・・反省です。

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何はともあれ、大盛況で終了。会が終わり店のカウンターでママと軽く打ち上げ、バタバタしててステーキ食べ損なったと言ったらお土産にステーキを一枚いただく、家路に着くと少々飲みすぎてしまったらしくリビングでそのままバタンキュー、朝の6時にステーキがカバンの中にそのままにしてあるのを思い出し、急ぎ冷蔵庫へ心配したけどその夜美味しくいただきました。

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高千代酒造より、呑み切りの案内をいただき行ってまいりました。会議室に行くと今年もITQSという国際味覚コンクール金賞を受賞、これで5年連続という快挙にメダルが誇らしげに並びます。

全国でも数少ない女性蔵元の社長・杜氏より挨拶をいただき、まず蔵見学。小さいながら随所に工夫を凝らした設備があり、甘口から辛口まで完璧にこなす蔵ならではの、酒母タンクの多さが目を引きました。続いて、呑切り、一番目を引いたのが大吟醸(山田錦38%)出品酒(見事、金賞を受賞)と一本〆純米大吟醸どちらもキレと柔らかな余韻があってい出来でした、入荷が楽しみです。

その後、お楽しみの懇親会。社長の自宅へ招かれ入ると、そこはまさに豪農の館。料理も社長の山菜を中心とした手料理でおもてなしを受け、そして社長が琴の演奏そして全員で「ふるさと」を合唱と時代をタイムスリップしたようなひと時でした。

蔵の心意気である「ひとゆえに酒を味わう、人愛せずして酒は生まれない」蔵元、社員、我々酒販店がまさに共に分かち合う古き良き日本の情緒を味わって参りました、とてもおだやかで気分のいい一日でした。

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柏崎きりんざん会主催の第3弾「きりんざんを愉しむ夕べ」を開催。昨年は春、秋と麒麟山酒造へ行って蔵と自然を満喫しました。今春はじっくり麒麟山の酒を満喫すべく市内での開催としました。

IMG_0048.JPG場所は市内でも人気のある割烹「四季の味彩 かねこ」にて総勢40人の酒徒が集結、麒麟山酒造より酒造りの長、長谷川杜氏よりお越しいただきいざ開会。銘酒が並ぶ中しばし時間をいただき不肖私が柏崎きりんざん会会長としてご挨拶をそして麒麟山酒造の酒造りや取組みを紹IMG_0052.JPG介し、長谷川杜氏より挨拶をいただきいざ開宴。

通常酒の会をするとき、参加者の中から乾杯の発声をお願いするのですが、堅苦しくしたくないと思い、以前からやってみたかった、オレが、オレが、いやオレがどうぞどうぞ~の例のダチョウ倶楽部のネタを試す。

司会の酒屋N巻が誰か乾杯の発声する人をと呼びかけると、酒屋M田が「ボクがやります」起立、続いて酒屋N沢が「いや私が…」と起立、続いて私が「いやいや私が・・・」と起立し、最後に酒屋N俣が「ボクがしようか」と言うと3人で「どうぞどうぞ」と言って分かる人は分かり小ウケしていざ「カンパ~イ」

乾杯酒は市販しない出品用大吟醸を特別にもってきていただき一同大喜び、そしてテーブルには麒麟山辛口シリーズの大吟醸、純米吟醸、吟醸、超辛口そして梅酒に仕込み水の山水とバラエティそしてそれに合わせた料理が並びグラスに箸に会話と口は大忙し。

場の盛り上がりマックスに達した頃恒例のお楽しみ抽選会、蔵より非売品のノベルティや限定酒そしてサプライズで「四季の味彩かねこ」様よりお食事券まで用意していただき豪華賞品争奪抽選会に、当店のお客様も結構当たり、一番最高賞品をゲットした輩は柏崎のローラ亜夢ちゃんとツーショットのニタリ顔。

お蔭様で会は大盛況の内に終えることができました。秋はこれを踏まえまた麒麟山酒造に行って麒麟山の里の自然と情緒そしてSLを愉しもうかと考えてます。 

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DSCF4676.JPG年度末の本日、新潟地方はこの春一番の麗らかな陽気の中、某航空会社のCA様御三方を長岡駅にお迎えし、久須美酒造蔵見学にご案内致しました。

本日が初対面でしたが、改札の向こうから明らかに垢抜けた洗練された雰囲気を感じされる御三方を発見、すっかりオヤジ化した吾輩に緊張が高まる。

 

私の自家用車に乗せ、いざ久須美酒造へ。蔵到着後早速に社長より蔵を案内してもらう、残念ながら造りは全て終わり蔵内は閑散としてましたが、CAと言えば、機内でワインや日本酒をサービスするのに知識を必要とされているので、社長の説明に真摯に耳を傾けておりました。社長も美女3人を前にいつもよりジョークを混ぜながらの熱弁に私は心の中でニヤニヤ。

 

DSCF4691.JPGその後はここでは話せませんが、御三方、大変感激してもらいまた今度は造りの時に再訪問を約束して無事帰途へ。私も貴重な体験をさせてもらいました。

 

今回の蔵見学のご縁は異なものと申しますか、私のお客様で英国在住の方を昨年久須美酒造にご案内しその後英国に戻る飛行機でたまたま乗り合わせた本日お越しなったCAの一人に蔵見学をした感動を話され、それがご縁で今日の訪問となったわけです。その方、世界を飛び回る企業戦士ながら物腰柔らかくまさにジェントルマン、そうでなければほんの数時間で百戦錬磨のCAさんを信用させ、そして新潟に向かわせるななんてできないだろう。あ~私にもその話術と体から染み出る紳士的な品格が欲しい。

 

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 さすがCA様、笑顔が素敵です。何故か、銘酒の向こうにピアノを奏でる支配人が。

久須美酒造甑倒し行事 ~かぶとぶんざえもん~

「甑倒し」とは、その年の最後の仕込みに使う米を蒸し終えること。蒸米(ふかし)をしていた甑を大釜から外し、それを横に倒して洗うことから、このように呼ばれた。「甑倒し」当日は「蒸米」の無事終了を「酒造の祖神」に感謝し、蔵人によるお祝いが催される、蔵人にとっては大事な行事です。

平成26年2月22日、亀の翁醸造元の久須美酒造では仕込を無事に終えめでたく“甑倒し”を迎え、蔵人が酒造りに使う道具を使って仮装し、蔵元に酒の仕込が終わった事を報告する伝統行事が17年ぶりに行われました。「大釜(おおがま)の国・甑郡(こしきごおり)・敷布(しきぬの)の村・かぶとぶんざえもん」という釜場の道具をもじって名付けた架空の人物に扮する若い蔵人が、蔵元宅へその年の全ての酒仕込が終わった事を報告に行く。「やあ~やあ~、我こそは~」と大声で仁義を切って、使い終えた甑を東西南北どの方向に倒したらいいかと伺いをたてると蔵元が「怪我のないよう安全な方向へお願いします」と発し心ばかりの祝儀を渡す。その夜、蔵人たちは半年の昼夜問わずの酒造りの労をねぎらう酒宴が開かれる。このユーモアある行事はその昔、出稼ぎで酒造りをしていた頃の、娯楽のないきつい労働から解放される“ハレの日”を蔵人のはじける喜びを表したものですが、今では殆どの酒蔵の蔵人を年間雇用とし出稼ぎがなくなり「かぶとぶんざえもん」が現れる風習も途絶えてしまいしたが、今でも蔵人にとって「甑倒し」は今季の酒造りを無事できたという喜びいっぱいの行事であります。そんな事を思い浮かべながら日本酒で乾杯~!
 
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 若手蔵人がかぶとぶんざえもんに扮して蔵を練り歩く 蔵元邸に入り、待ち受ける七代目、未来の八代目に口上を述べる 祝儀を受け取り意気揚々と蔵元邸を後にする
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 七代目と顧問と呼び出しの先輩蔵人と 蔵人が集まって記念撮影、その後は宴席で一年の労を労う 眉に鶴、口元に亀を描いた“かぶとぶんざえもん”