シャブリ プルミエクリュ･フルショーム 2022 シモネ・フェブレ

シモネ・フェブルは、1840年シャブリに創業した、シャブリで最も歴史あるワイナリーのひとつです。2003年にブルゴーニュの名門ルイ・ラトゥール社の傘下に入りました
が、創業当時からの特長である「豊かなミネラル感と爽やかな酸味のある、模範的なシャブリ」というスタイルを守り続けています。現在は醸造・経営責任者のジャン・フィリップ・アルシャンボー氏の下、伝統と最新技術を融合させたワイン造りを行っています。

シモネ・フェブルは、プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グラン・クリュとシャブリ4つのAOC、全てのワインを手掛けるシャブリのスペシャリストです。

プルミエクリュ（１級畑）と認定されている２４の畑名がをラベル上に表示しています。中でも、フルショーム、モンテ・ド・トネル、モン・ド・ミリュー、ヴォロランといった畑が歴史的に優れたプルミエ・クリュとして有名です。その中のフルショームは特級畑の北に位置する最高クラスの一級畑。十分に熟したブドウから花やスパイスの風味を纏った豊満なワインが生まれる。

口に含むと、グレープフルーツを思わせるフレッシュな柑橘系の風味が溢れ、加えて綺麗な酸とバニラのようなほのかな甘みがワインに深みを与えています。熟した果実味に、溌溂とした酸味とミネラル感が調和した1本。爽やかな柑橘果実の香りにアーモンドのニュアンスが重なります。