シャトーヌフ デュ パプ ルージュ レ カイユ 2012
フランスを代表する歴史あるアペラシオンの一つ、シャトーヌフ・デュ・パプ。「法王の新しい城」と言う名が付けられたこのアペラシオン。
赤い粘土の上を埋め尽す、古代ローヌ河によって運ばれたゴロゴロと転がる圧挺の丸石が有名。この丸石は一見して乾燥した荒れた土地のように見えますが、ブドウにとっては通気性に富み水はけの良い素晴らしい条件が揃っています。
土壌が痩せているおかげでブドウ樹は栄養を求めてあちこちに根を張り地中深くへ伸ばしていき、雨水ではなくミネラル分を多く含んだ地下水を吸収することができます。さらにこの丸石は日中の太陽熱を蓄え、夜中に保温の役目を果たすためブドウの成熟に大きく貢献。このような環境により、健康で凝縮感をもったブドウが結実します。他にも、砂地、粘土の上にゴツゴツした石灰岩、赤い砂岩という特徴的な土壌が見られ、これらの土壌の組み合わせこそがシャトーヌフ・デュ・パプのユニークなテロワールの要素のひとつとなっているのです。
シャトーヌフ・デュ・パプに使用できるブドウ品種は、グルナッシュやシラー、ムールヴェードル、サンソー、クレレット、ヴァカレーズ、ブールブーラン、ルーサンヌ、クノワーズ、ミュスカルダン、ピクプール、ピカルダン、テレ・ノワールの13種で、フランスのAOCでの使用ブドウ品種数の中では最多を誇ります。
これら13種全てをブレンドしてもAOCシャトーヌフ・デュ・パプと呼べるワインを造ることができますが、5、6種のみをブレンド、またはグルナッシュだけを使用してワインを造る生産者もあり、使用するブドウ品種の割合によってシャトーヌフ・デュ・パプの生産者だけがもつ強烈な個性が生み出されます。ブドウの各品種が色合いや構成力、香り、フレッシュ感、熟成力においてそれぞれの特長をワインにもたらします。特にグルナッシュは、構成力と力強さ、長期熟成力に長けたブドウとしてシャトーヌフ・デュ・パプに欠かせない存在です。
こちらのワインは「レ カイユー(小石・砂利)」と名付けられた〝シャトーヌフデュパプの輝かしい希望の光と謳われる〟ブルネルを代表するワイン。「レ カイユ(小石・砂利)と名付けられたブルネル家を代表するワインです。故アンドレ ブルネルは、「2012年は春の寒さにより付ける実が少なくなったが、健康的で質の高い葡萄が収穫できた」と語っていました。2012年4月から7月にかけての平均最低気温は13℃、平均最高気温は24.7℃でした。収穫量は平均30hl/haと少ないのですが、2012年はさらに少なく25hl/haでした。夏は乾燥していたものの、8月末と9月末の降雨により、危険な水不足を回避することができ、結果として葡萄は完璧な成熟に達しました。
このアンドレ ブルネルの遺作を11年寝かせ、さらに深みが増し、複雑さとエレガントさが織りなす至高のワインです。
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シャトーヌフ デュ パプ ルージュ レ カイユ 2012
- その他
- レビュー
- 生産地域 : フランス・コート・デュ・ローヌ地域
- 格付け : AC.シャトー・ヌフ・デュ・パプ
- 生産者 : アンドレ・ブルネル
- 色/タイプ/容量 : 赤/フルボディ/750ml
- 葡萄品種 : グルナッシュ70%、ムールヴェドール17%、シラー10%、サンソー3%



