高千代 巻機(MAKIHATA)〝吟〟純米吟醸
日本百名山の一つである巻機山の麓で醸される銘酒「巻機(まきはた)」。醸すのは1868年創業で、新潟県南魚沼市(旧塩沢町)に蔵をかまえる高千代酒造。巻機山に降り積もった純白の雪が約100年の歳月をかけて大自然の濾過器を通り蔵の井戸水から湧き出る仕込み水は数値の高い極軟水(不純物の極めて少ないやわらかい水)の名水となって高千代酒造の目指す飲み飽きしない自然のうまみを味わえる滑らかな酒造りの支えとなっています。酒蔵の入口には、巻機山からの水が味わえる井珠亭(せいしゅてい)という飲泉場もある。
高千代酒造は全国では珍しい「一本〆」という米を主に酒造りをしています。このお米は「五百万石」を母に、「豊盃」を父とし、人工交配して育成された固定種です。平成5年に新潟県で開発。平成17年に県から高千代酒造へ源原種を移譲され、蔵元で管理している特別な酒米です。
高千代酒造ではあえて「扁平精米」というコストと手間がかかる精米方法を採用し、全量を自社精米するこだわりをもつ。これにより雑味のないクリアな酒質に仕上げます。
巻機〝吟〟は穏やかで優しい吟醸香。柔らかな香り立ちです。すっきりとした口当たりから、ふんわり優しく広がる芳醇な香味。後からクリアな辛さが広がり、シャープな雰囲気を演出。キリッと整えられた味わいが心地よく、アフターのキレもスパッと淡麗。一口、もう一口とついついグラスが進む仕上りです。
日本百名山の一つである巻機山の麓に蔵元はあり、越後三山の南側、谷川連峰の北に位置する巻機山は私達に四季折々の魅力的な姿を見せてくれます。
約150年の歴史を経て今日の高千代の造りは、より品質の高いものを作り出すことを目指し、昔ながらの手作業による吟醸的な造りを行っています。大量生産の造りとは真逆ですが「うまい酒」を造りたい一心でこの厳しい造りにふみきりました。
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高千代 巻機(MAKIHATA)〝吟〟純米吟醸
- その他
- レビュー
- 規格 : 純米吟醸
- 製造元 : 高千代酒造/南魚沼市
- 原料米 : 一本〆(魚沼産1等米)
- 日本酒度 : +3
- アルコール度 : 15%