2015.10.12 感動をありがとう、エディジャパン

昨日、サモアの奮闘むなしくスコットランドが勝利したことで日本の1次リーグ敗退がアメリカ戦の前に決まった。でもいいんです!エディジャパンは目の前の敵を倒すだけなんです!(川平慈英の真似)。

という訳で、私は昨晩リビングのTVの前で目覚ましを3時20分にセットして雑魚寝で就寝。そして、早朝目覚ましを止めてまた眠りこけたのですが、何故か試合開始4:00丁度パチッと目が覚め、TVのスイッチオン。

アメリカは格下ですが、過去のW杯で2戦2敗と大舞台での日本の精神的もろさで苦杯を舐めてました。今回のW杯、アメリカはここまで全敗なので同じく最終戦の日本戦にプライドをかけてくるので、逆に直前に目標を失った日本のモチベーション低下とそしてそれによる疲労度の表面化が心配でした。その心配通り、アメリカの怒涛の攻撃は凄まじく圧されまくりでしたが、見違えるように試合巧者になった日本はそつなく加点し、最後は疲労度マックスでハラハラさせられましたが、五郎丸のPGで勝利を確信。朝5時半ノーサイド後は有終の美を飾った安堵感と感謝の気持ちに浸っていました。

その後、選手のインタビューが始まり、MOMに選ばれた五郎丸選手からはいつものクールな言葉が出るかと思ったら、涙で言葉がでないむせび泣く姿を見たときは、こちらも号泣。いろいろな思いが交錯してるので真意は分からないが、死力を尽くした男の姿にラグビー狂親父も痺れました。早稲田の1年の時から主力としてゲームに出て大人びたプレーをしてすぐに代表になったりしたが定着できずW杯に縁がなく29歳にしてW杯初登場。山田章仁と同じく回り道をしましたが、決して回り道が無駄でないことを教えてもらいました。

 

あれから今日は、何度もニュースで五郎丸の涙を取り上げられましたがそのたびに目頭が熱くなりました。ラグビーファンはもとより今回のW杯で多くの方がラグビーの魅力を知っていただけたことが嬉しい。2019年日本開催をあのトゥイッケナムのスタジアムのように、心ひとつに大合唱できれば。

必ず何故外国人がいるのかという意見が出るが、世界ラグビー界の中では当たり前だし、一度何処かの国の代表になった者は違う国の代表にはもうなれない。だから日本代表になった外国人は日本を選びそして日本人と同じく日の丸を胸に秘めて、日本人以上の大和魂を持ってくれます。それ以上にラグビーの素晴らしさがそれを凌駕しています。

今大会ある程度の結果は期待はしていたのですが、このような結果はラグビー狂親父も思いもよらず。エディーさん本当にありがとう。そして桜の戦士ありがとう、お疲れ様でした。感動をありがとう。