「未成年者への販売は致しません」

マヌケな主の主ブログ

新潟県人として53年生きてきましたが、実は同じ県内である佐渡島に行ったことがありませんでしたが、この度人生初の佐渡島へ渡ってきました、もちろん島流しではありません、大丈夫です無罪です!(明るすぎる安村風に)

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どうして佐渡へ向かったかというと、目的は北雪酒造蔵見学です。ここ数年北雪ファンのお客様からの注文で北雪酒造の最高峰「北雪YK35」の取扱量が増えて、お蔭でセールスもたまに顔を出してくれるようになり親近感が出てきました。そして3月の酒の陣で、北雪酒造ブースに立ち寄った際にセールスが私を見つけ、二重三重の人だかり中で相手をしていた社長を呼び出しわざわざご挨拶をいただき光栄に思い、その時にそれまでに考えたこともなかった佐渡詣の気持ちが高まり、それから機会を窺いなかがらついにこの時がやってきた訳です。

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朝9時に寺泊港より出発。絶好の天気で波もおだやかで、ちょっぴり心配していた船酔いもなく快適な高速船の旅で約1時間で佐渡・赤泊港へ到着。そこから早速すぐ近くにある北雪酒造へ、北雪酒造取締役の中川氏より蔵を案内いただきました。とりあえず気になっていた高速遠心分離機を見せてもらいました、計2機ありベンツが何台分などと面白く比較されました、そしてそこで瓶詰めした酒は手作業で壜燗火入れと氷水による瞬間冷却と蔵人が(休憩がとれないと笑いながらぶつくさ文句を言いながら(^^♪)作業していました。迷路のような蔵の奥へ行くと米焼酎の蒸留器がありさらにその奥では佐渡美人の女性社員が梅酒用の梅の実の剪定作業を、そして高いタンクをはしごで登り梅を漬けてあるところを覗かせてもらいました。 其の二につづく・・・・

次に訪れたところは、北雪酒造のもう一つ売りの氷温貯蔵の地下蔵。その中で貯蔵している酒にクラシックの音楽演奏や超音波振動を聞かせています。方程式にはないですが、胎教のようにお酒を生き物として捉えているところにメルヘンを感じました。

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さらに、私を驚かせたのは、自動麹蓋機といえばいいのでしょうか?伝統的な麹造り作業である麹蓋の切り返しを温度や時間によって自動的に上下する機械にびっくり。便の悪い離島でこんな伝統と重んじっそいて革新的な酒造りをされているのにはただ驚き。離島であるが故、不便を逆手にとって世界に進出しているその姿には学ぶところが多々ありました。

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その他、隅から隅まで約3時間ご案内いただき、充実した北雪酒造蔵見学でした。

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主のルーティン

またラグビーネタから入り恐縮ですが(^0^;)五郎丸のルーティンが大きく話題になりましたね。皆様も色々な場面の時に決まったルーティン(験担ぎ)があると思います。私もある時を境にして毎日の始まりのルーティンがあります。若かりし頃は神も仏も見向きしない無信者で神棚に拝むのは年末の大払いの時だけ仕方なく位の私でした、40代半ばのH19.7.16中越沖地震が当地を襲い、建物・商品等に大きな被害に遭いました、なんとか家族全員が無事(どれも一歩間違えたらどうなっていたか分からない状況)が救いな位で、約1ヶ月半ガス水道のライフライン寸断の避難生活、商いの先が見えず途方に暮れた時に全国の方より励まし・厚情をいただき商いを再興することができ感謝の念でいっぱいになり、その頃から私の日々の生活スタイルが変わり、まずは徐々に神棚や仏壇に手を合わせることが多くなり、翌年に自宅・店舗を新しくすることができ、そDSC_0919.JPGれを契機に誰よりも早く起き店に入り、榊の水替えして手を合わせるのが日課になりました。自宅は妻に任せますが、毎週日曜日は自宅の神棚・仏壇には朝一にお参りを続けてます。
榊(さかき)も月初めに新しい国産の榊に交換する念の入れよう、すっかりあの日を境にして考え方が変わりました。丁度年の頃も折り返しを過ぎて辞世を考える頃でもあり、神仏への関わりも安らぎを感じるようになりました。
若い時に、ある酒蔵の会で日本の様々な大企業の社長と接してきたある方の講演会を聴衆、色々な販売戦略・販売法などありとあらゆる事をした最後は神・先祖を敬え(神のみぞ知る)と言ったようなフレーズが今になって鮮明に蘇ります。無論、私は大企業の社長でも成功者でもなく、未だに右往左往している身です。神社歴で私は大器晩成型の運勢を信じ、「商売繁盛・無病息災・家内安全・交通安全」と手を合わせ続けてます。

 

4月3日(日)、夏近しを思わせる陽気の中「日本酒を美味しく楽しむコツ」と銘打った日本酒セミナーを久須美酒造の協力のもと開催しました。3月初めにに定員25名でご案内したところ、東京から久須美酒造を愛するファミリーも参加であれよあれよの間に3月半ばには定員を上回る27名での満員御礼のSOLDOUT。今までに様々なイベントを開催しましたが、開催日の半月前に定員になることは初めて、久須美酒造さんと懇親会会場の人気レストランのパワーには恐れ入ります。レストランの送迎バスに乗ってまずは久須美酒造へ、そこには七代目久須美賢和社長直々にお出迎え、残念ながら造りは終わり蔵内部の見学はできませんが、旧蔵や7.16水害で裏山の土砂崩れ被害にあった場所など逆に普段立ち入らない場所を案内いただき、まだ土砂崩れ現場の地中に4千本余りの「亀の翁」が眠っていると聞き一同ため息が漏れる。今回のメーンは日本酒セミナーなので早速場所を移し近くにある施設へ移動。

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そこは、食と農と雇用を創出を目的とした指定障害者福祉サービス事業を運営する和島トゥール・モンド、ここは築85年の旧島田小学校をリノベーションしたところで、昔の木造校舎の体育館や教室がそのままにしてあります。木造校舎で過ごした記憶のある方なら小学生の頃にタイムスリップしたような気になります。体育館は3月この廃校になった島田小学校の校歌を作った宇崎竜童と阿木曜子さんが来て演奏会をしたそうで体育館は超満員だったそうです。その施設内にある予約が取りづらい人気フレンチレストランバーグにて「日本酒を美味しく楽しむ“コツ”」日本酒セミナーを開催、講師は引き続き久須美酒造七代目久須美賢和社長より。社長の軽妙でユーモアを交えて分かりやすい語り口に引き込まれ、実技では一同うなずきマーチとヘェーを連発。セミナー内容をここで披露するよりは実際に体験した方が納得感ありますので敢えてここでは差し控えさせていただきます(^^♪。その代り第2回、第3回を企画中です。

セミナーと並行しながらいよいよランチタイム。乾杯に清泉・大吟醸、続いて亀の翁3年熟成の登場に一同大歓声、さらに亀の翁の久須美酒造トリプルアクセル完成。ランチもディナーコースのように料理が運ばれフレンチと日本酒をリッチな気分に浸り、最後にはサプライズとして武蔵野音楽大卒の異色の支配人からのピアノ演奏をしていただきと穏やか陽気の昼を満喫して参りました。

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新年明けましておめでとうございます。昨年中は当店をご贔屓いただき誠にありがとうございました。本年も皆様に美味しいお酒をお届けできるよう精進致しますので相変わらぬご声援のほど隅から隅まで、ずずずいっとお願い奉りまする。

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さて昨日の大晦日、例年は一年が終わった安堵感と飲み過ぎで11時前にはグーグーしております、昨日もその流れの中偶然BSを付けたら、なんとラグビーW杯の南アフリカ戦を放送しているではないですか!すっかりスイッチが入ってしまいTVに釘付け。感動の逆転サヨナラトライに号泣、それだけで終わらずアメリカ戦も放送、五郎丸の涙のインタビューにまた涙。H27年最後は感動の涙で終わりました。ただ興奮したため今度は寝ることができず何年ぶりかに年越しを起きて迎えました。

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昨日ラグビー日本代表が帰国しました。出発の時は僅かな見送りが、帰国の時は大勢の方が出迎えてくれました。それから、今まで考えられなかったくらいに帰国会見やその他メディアにメンバーが出るわ出るわ、すっかり時の人になっています。これが一過性ならないように、これからもいいプレーを見せてく欲しい。ラガーマンの受け答えは大見え切らないしビックマウスがなく誠実で気持ちいい、さすが紳士のスポーツです。

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当店にはラグビージャージを4着も飾っていて、私がラグビー狂であることを知っている人は「おめでとう」と祝福してくれついつい選手になりきって手を振って「どうもどうも」と答える。そんな中、月に1回来るサブ取引銀行の若い渉外マンが集金に来て、何を言うかと「最近なんだかラグビーのニュースが多いですね」とちょっとピントがずれたこというので、恐る恐る「今ラグビーのW杯をやっていて日本がセンセーショナルを起こしたこと知ってる?」と聞いたら、申し訳なさそうに首を横に振る。

ナニィ~!、喝っ~このたわけ者。よりによってa0063795_19525792.gif当店に来てふざけたことをぬかして、もう出禁だ~!!!大人げないので出禁は言わなかったが、渉外たる者色々なお客様と接するのでお客様の嗜好を見逃さずさまざまな情報・ニュースは頭に入れておけ(ボケ!心の中で)と諭す。

全く今どきの若いものは!嘆かわしい。ラグビー日本代表の外国人の方が日本人の心を持ってるわ。

平成27年(2015)9月20午前6時45分頃、私はTVの前で人目もはばからず泣いていました。

日本時間0時にラグビーW杯日本の初戦、対南アフリカ戦がありました。早寝早起きの私にとっては深夜0時に起きているのと、日本が辛酸を舐めているのを生で見るのがつらく、朝4時半に目を覚ましフラットな状態でいざ録画再生をスイッチ。

南アフリカ。過去のW杯で5大会出場で2回優勝という紛れもないラグビー大国。本も映画も見たことないがあの進撃に巨人のようなチーム。世界ラグビーに精通しているフランス人の血が流れている私がどう贔屓目にみても叶わない相手、せめて前半だけでも拮抗してくれればと願いが叶いなんと1トライを上げ10-12の2点差で折り返し、よくやったと思う反面後半の40分という時間が恐ろしく長くに感じた。後半いきなり日本がPGを得て逆転、ただ点を取ったあとにすぐ取り返されるとう日本の弱点を露呈し、徐々に引き離されやっぱりダメかという思いがよぎるが、今回は日本が歯を食いしばって食らいついていくではないか、残り10分でまさかの3点差に夢を見てるよう、段々と心臓がバクバク手0920_01.jpgを合わせてTVの前で祈る。ついにロスタイムに入り日本がPを得たPGを入れて同点で終了か、それでも歴史的試合になると一瞬気を緩めたらなんと果敢に勝負。再び手を合わせて祈る、そして奇跡の時が!逆転トライ。その瞬間立ち上がって絶叫そして涙が。生きているうちに日本がW杯でラグビー大国に勝つ時を見れるなんて。

目の前の出来事が未だ信じられなくて、それからしばし放心状態。休日ですが昼に配達があり、それがなければ間違いなく朝7時から祝杯をあげただろう。

ラグビーファンで日本代表を応援しなければならないなのに、試合前から諦めていて全く申し訳ない。エディーさんありがとう。

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0820rugby.pngついに待ちに待ったラグビーW杯が開幕しました。場所はラグビーの「母国」イングランドということで当地は熱気にあふれていることでしょう。ウェールズの血が流れている私にとっては故郷イングランド開催は血がたぎります。

まずは、オープニングセレモニー。ラグビー校でエリス少年がボールを持って走り始めたラグビーのルーツの再現映像から始まり、地域・民族を織り込んだ壮大なストーリーが繰り広げられ、そして今年は参加国のレジェンドが壇上にあがる、日本はトライ王大畑大介が登場。 過度な演出でなく、心を本能を揺さぶられるようなオープニングセレモニーにアイルランドの血が流れている私は感激です。

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そして、オープニングゲームは、ラグビーの聖地「トゥイッケナム」でイングランドvsフィジー戦。この会場でホームのイングランドが登場すれば8万人の観客がの応援歌の大合唱はイングランドの血を引く私は身震いします。

ラグビーを知らない人も、この応援歌やニュージーランドのハカを見るだけで熱くなるものがあるはず。今年は地上波でも日本戦以外もあるから是非ラグビーの素晴らしさを知って欲しい。

私はラグビーを見るためだけに視聴契約しているスカパーで、全試合見れます。この秋は仕事が手に尽きそうもありません。

酒蔵の大切な儀式の中に「呑切り(のみきり)」という儀式があります。

呑みきりとは、「呑み」(貯蔵タンクの側面下についている清酒の取り出し口)を「きる」(開栓する)して、貯蔵酒の香、味、色を官能検査(きき酒)等によって分析し、火落ち等の早期発見、蔵内全般の酒質の把握、
個々の酒質、熟度に応じて調合、出荷時期を決める等の目的で行なわれます。
 
品質管理のために行なう重要な蔵内行事で、一昔前までは有力な卸問屋が訪れ、気に入った酒のタンクを丸々買い上げる商談の場でもありました。

その大切な行事に昨年に引き続き計3回目となる「初呑切り」の招待状が届き、本日行ってまいりました。空梅雨の夏の青空が広がる盛夏の中、全国より精鋭が集まりました。(県内からは私を含めて僅か5人)いつもながらここに私が居ていいのかという緊張感が走ります。

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久須美酒造の若き当主、七代目久須美賢和社長の堅苦しさを取り除く為の粋な計らいで、蔵人が休憩する“広敷(ひろしき)”にて胡坐座で和気藹々麦茶を飲みながら雑談をして気持ちをほぐし(実はその間、酒類鑑定官が酒質のチェックをしています)その後、いざ我々も計28本のタンクから抽出した原酒をチェック!どれも久須美酒造の源である地下水から湧き上る名水の綺麗な雑味のない酒でした。酒を含んだ後、吐き出す入れ物“ハキ”も松の枝で中が見えないような心配りがまた憎い。鑑定官より今期の米は溶けやすいので難しい年だったようですが、浸漬管理も良く突きハゼ麹という元気な麹を作りどれも問題なしのお墨付きをいただき今年もいい酒ができた杜氏も社長もニンマリ。

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もう一つテーブルには市販酒が並べてありましたが、やはり気になるのは「亀の翁・尾」シリーズ。私なんぞが表現するのはおこがましいですが、様々な味わいが交差する馥郁たる味わい、深くて神秘的な余韻はいつもながら感嘆させられます。

途中より、六代目久須美記廸会長も加わり久しぶりにお顔を拝見。ある件がきっかけで、近江商人の三方良しを直接私だけに講和いただいたのは忘れません。そういえば、今でも語り草で七代目からからかわれる、かれこれ7年前の冬、久須美酒造を襲った水害から救出した「亀の翁20年貯蔵」を飲む会に呼ばれた時、まさかの当時社長(現会長)の高級ブランドブーツを履いて帰途についたことが思い出されます。極上の酒を嗜みいい気分で会場を後にしたわけですが、その後電車に揺られていた時に、当時の担当セールスからの携帯で、ブーツ間違えているよとの言われた時は、まさに酔いが吹き飛ぶって事が本当にあるんだと思い知らされました。それから裸足で帰る訳に行かず、帰宅までの1歩1歩が重かったのが思い出されます。

そんなことを、思い出しながら初呑切りは、おごそかに終了しました。 次につづく・・・